前回のご協議を踏まえ、貴社より残金全額の免除のご要望を頂戴いたしました。
本日は、弊社が実際に投下してまいりました工数の実態をあらためてご共有させていただいたうえで、弊社の考えと、改めてのご提案をお伝えさせていただきたく、お時間を頂戴しました。
代表的な主要タスクにおける、当初見積時間と実働時間の比較でございます。平均して当初見積の約5.4倍の工数を実働として投下しております。
| タスク | 当初見積 | 実働時間 | 増加率 |
|---|---|---|---|
| H13 | 5 時間 | 60 時間 | 12.0 倍 |
| M2 | 1 時間 | 43.6 時間 | 43.6 倍 |
| M1 | 12 時間 | 64 時間 | 5.3 倍 |
| L22 | 32 時間 | 172 時間 | 5.4 倍 |
| L25 | 35 時間 | 136 時間 | 3.9 倍 |
| H9 | 15 時間 | 58 時間 | 3.9 倍 |
| 合計(抜粋) | 100 時間 | 533.6 時間 | 平均 約 5.4 倍 |
貴社からのご要望は真摯に受け止めております。一方で、工数の実態を踏まえますと、残金全額の免除につきましては、弊社として受け入れが困難な状況でございます。
当初見積 100時間に対し、実働はすでに 539時間(約5.4倍)に達しており、追加要件・仕様変更の大部分を弊社側で吸収している状況でございます。
残金全額の免除となりますと、弊社は要件定義・追加対応分を含めた実働 約420時間超(当初見積の4倍超)を実質無償でご提供することとなります。
工数面に加えまして、以下の観点からも残金全額の免除は弊社としてお受けすることが困難でございます。
50万円は、開発ボリュームの把握に時間を要した弊社のプロジェクトマネジメント上の反省を踏まえ、弊社からの誠意として上乗せを行ったうえでの金額でございます。
20%の根拠: 当初の機能一覧において、請求機能関連項目の記述は項目名レベルが中心でございまして、他セクション(詳細仕様・不具合注記を含む)と比較した場合、実質の記述量ベースでは全体の約15%相当と試算されます。
この水準につきましては、弊社の各エンジニアおよびPMメンバーにもあらためて確認を行ったところ、同様に15%程度との認識であることが確認できております。
弊社といたしましては、本件の経緯を踏まえ、上限水準として20%を想定ラインとして設定しております。
これは請求機能相当分の満額を返戻するという最大限の想定でございまして、これを超える減額は弊社として事業継続上お受けすることが困難でございます。
2つの減額シナリオにおける、最終お支払い残額の比較でございます。
| 項目(税別) | A. 基本ご提案 (50万円減額) |
B. 譲歩ライン (890,400円減額) |
| 当初契約金額 | 4,452,000 円 | 4,452,000 円 |
| 減額 | − 500,000 円 | − 890,400 円 |
| 改定後 契約金額 | 3,952,000 円 | 3,561,600 円 |
| 既受領 着手金(30%) | − 1,335,600 円 | − 1,335,600 円 |
| 最終お支払い残額 | 2,616,400 円 | 2,226,000 円 |
ここまでのご協議、誠にありがとうございます。
貴社のご意向と弊社の状況、双方を踏まえました建設的なご協議を、引き続きお願い申し上げます。
ご不明な点やご懸念事項がございましたら、遠慮なくお申し付けください。